
そもそもBTCに逃がすとは何のことなのかを説明します。
保有しているアルトコイン(BTC以外のコイン)を売ってBTCに変えることです。
簡単ですね。基本的にほとんどの取引所でアルトコイン対BTCの取引ペアが存在しているので、普通に保有コインを売るという作業だけでBTCに逃がすことができます。
BTCに逃がす最大のメリット
それは、BTCが基軸通貨であり、BTCのボラティリティがアルトコインに比べ低いという点にあります。
お馴染みのイラストによる解説を今回も行います。

アルトコインは基軸通貨であるビットコインに比べて売られやすい傾向にあります。さらに基本的にアルトコインはBTCとの取引ペアであることが多いです。
その結果仮想通貨界全体の資金が抜けていった時にBTCは下がりにくく、アルトコインは下がりやすいというロジックが成り立っています。
BTCに逃がしてアルトコインの枚数を増やすことができる

上のイラストのように、BTCの下落幅のほうがアルトコインの下落幅よりも小さいために、アルトコインの枚数を増やすことができます。
裏切り者などと言っている場合ではない

Twitterでよく見かけるのが、長期通貨を一旦全売りしてる人に対して「裏切り者!」というコメントをしている場面。
もちろん冗談だったら馴れ合いの範疇なので全然いいと思うのですが、中には本気で誹謗中傷しているコメントも見受けられます。
正直裏切り者などと言ってる場合ではないです。仮想通貨は宗教でもなんでもありませんので、あなた自身でしっかりと売り時を見極めて適切なトレードをしていく必要があります!
さらに、計画的に全売りしてBTCに逃がすことができると、上のイラストでも説明しているアルトコインの枚数を増やすことができます。思考停止ガチホだけでなく、こういった選択肢があるという事をぜひ知っておきましょう。
賢い人は実践している
(どれだろww僕はほとんど今BTCですwwガチホ長期も一度売って後で買いなおしになりました)
— ネコニー(仮想通貨ブログ) (@nekocatspretty) 2018年3月3日
TRXもXRPをサポート割ったらBTCに逃がすかな😑今のところ悪くないけど兄貴が強すぎる。
— crypto_shin (@CryptoShin) 2018年2月19日
このように賢いトレードを行っている人は実践している「BTCに逃がす」というテクニック。保有通貨を売るという事は結構勇気がいることですが、儲けるためには多少リスクを負うことも必要です。
注意点
タイトルで「儲けを生み出す」と書いていますが、これは保有アルトコインが再度上昇することを前提としたものになります。
中には一度暴落すると二度と這い上がってこないアルトコインもあります。そういったコインのことを考えると、BTCに逃がすことは儲けを生み出すというよりも「損失を最低限に抑える」という考え方もできます。

BTCに逃がすテクニック、私も知らなかった!
今度から実践してみようっと!
どうも、貯金増額お手伝いブロガーのゆろるです!今回は仮想通貨における下げ相場の中で大切な「BTCに逃がす」という考え方を解説します。